2024/01/17 14:02
ワークチェアは黒くてゴツくなくてもいい
ワークチェアは、日々の仕事の快適さと生産性に大きく影響します。多くのワークチェアが黒くて大きく、重厚なデザインをしていますが、すべての人やオフィス環境に適しているわけではありません。ここでは、黒くてゴツくないワークチェアの選択肢を提案します。
なぜ「黒くてゴツい」が主流になったのか?
現代のワークチェアのデザインでは、長時間の使用でも快適さを保ち、身体への負担を軽減するエルゴノミックなデザインが重視されています。
そのトレンドを作った代表的なワークチェアがアーロンチェアです。アーロンチェアは、エルゴノミックデザインの先駆けとして広く知られています。1994年にHerman Miller社によって発売されて以来、その革新的なデザインと機能性で多くのオフィス環境に採用されてきました。
アーロンチェアの特徴は4つあります。
エルゴノミックデザイン: 人間工学に基づいた設計で、長時間ても快適に使用できます。
調整可能性: 身体の各部分をサポートするために多くの調整機能が組み込まれており、ユーザーに合わせたカスタマイズが可能です。
通気性: 独特のメッシュ素材を使用することで、通気性が高く、長時間座っても蒸れにくいです。
耐久性と品質: 高品質な素材と製造プロセスにより、長期間にわたる使用に耐える耐久性を備えています。
アーロンチェアは、ワークチェアのデザインにおける新たな基準を設け、以降の多くの製品に影響を与えました。エルゴノミクスの重視、美しいデザイン、そして機能性の高い製品としての地位を築いています。
出所:Wikipedia
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Eames_Wood_Chair.jpg?uselang=ja
しかし、、、アーロンチェアが合わないオフィスもある
アーロンチェアは、ちょっとしたエグゼクティブのステータスのようになっています。模倣品も数多く出て、できるビジネスパーソンといえば黒くてゴツい、アームレストがついたイス、というイメージができました。
しかし、リモートワークが主流になった現在、自宅の部屋もオフィス同然になっています。
自宅オフィスにアーロンチェアを置こうとすると、大きなキャスター付きの脚が、フローリングには適さず、かといってカーペットを置くと掃除が面倒といったように、意外と使いづらいものです。
意外と仕事用につかえる、デザイン重視のチェア
アーロンチェアとは似ても似つかないイスですが、意外と仕事用のイスとして使えるのが、セブンチェアです。セブンチェアは、木でできているため、座った感じが固そうなイメージを持ちますが、腰をしっかり奥まで当てて座れば、座った負担は大きくありません。長時間座ることも問題ありません。また、座面に敷くチェアパッドを利用すれば、さらに快適に利用できます。
そして、リモート会議でセブンチェアの両端に伸びた背もたれ部分をちらりと見せれば、「セブンチェアを使ってるんですね」と、インテリアに詳しい誰かから、声がかかり、二言目には「あらやだおしゃれ―」と言われるでしょう。
セブンチェアのリプロダクト品でも十分インテリアを洗練させられる
セブンチェアには、リプロダクト品があります。オリジナル品の意匠権が切れているため、まったく同じデザインを、メーカーが自由に製造・販売できるからです。正規品であれば7-8万円しますが、リプロダクト品なら1万円くらいで購入することができます。
1万円を切ったリプロダクト品は、正規品と似ても似つかないほど精度が悪いものもありますので、おすすめの商品を参考にしてください。
セブンチェアのリプロダクト品はこちら
まとめ
オフィスチェアによくある黒くてゴツいイスは、エルゴノミクスチェアである「アーロンチェア」がオフィスチェアの主流になったからです。しかし、必ずしもオフィスだけでなく、自宅でも仕事をするようになった今、自宅にあったワークチェアを選ぶ必要があります。
セブンチェアは、意外と疲れにくく、リモート会議映えもします。セブンチェアにはリプロダクト品という選択肢もあり、手が届きやすい存在です。