2023/12/25 18:07
WEB会議で映るイス
コロナ禍を経て、これまでオフィスに通勤することが当たり前だった働き方が変わり、一気にリモートワークが常態化しました。オフィスに回帰する動きも一部見られますが、リモートワークは当たり前の働き方として定着しています。
リモートワークでは、多くの時間をWEB会議に費やします。この時気になるのが、WEBカメラに映りこむ自宅のインテリアです。
壁を背にしてWEB会議に映っても、実は見えてしまうのがイスです。
特にヘッドレストがあるようなオフィスチェアの場合、どんなイスに座っているのか、しっかりと見えてしまいます。ゲーミングチェアに座っている人も多いようですが、もしかするとちょっとカッコ悪いと思われているかもしれません。
そんな時、名作チェアのきれいなシルエットをのぞかせると、「おしゃれなインテリアで暮らしていそうだな」という印象を残すことができます。
オススメはイスの貴婦人「セブンチェア」
多くの日本のマンションや戸建てのインテリアは、日常を過ごしやすい、ぬくもりのあるテイスト、あるいは明るくて木などの素材の自然なテイストを中心にしていると思います。シャープなインテリアにしているお宅もありますが、そう多くはありません。
こういったインテリアに合わせるならば、アルネ・ヤコブセンがデザインした「セブンチェア」がぴったりです。木材を緩やかに湾曲させた優美な形状をしていて、木目のテクスチャーが日本のインテリアによくなじみます。
そのほか、シェルチェアはウッドのフロアをポップに明るくしてくれそうですし、Yチェアは和室にも合いそうです。金属を使っているコルビュジェのLC2や、イームズのラウンジチェアなどは、もっとオフィスのシャープなデザインに適しているでしょう。
リプロダクト品ならリーズナブルな価格で購入できます
さて、セブンチェアは現在フリッツ・ハンセンで販売されていますが、名作だけあって、10万円近くの価格で販売されています。そう簡単に購入できる価格帯ではありません。
そんな時に選択肢になるのがリプロダクト・チェア。意匠権が切れた名作チェアのデザインを、そのまま再現した商品です。決して違法コピー品ではなく、デザインを踏襲した正規の商品です。
例えば、このリプロダクトチェアは、2万円を切る価格で購入することができます。
正規品に極めて近い形状で、すわり心地もそん色ありません。構造上の欠点を強化した部分もあり、リプロダクト品であることのメリットもあります。
リモートワークで映った画面に、セブンチェアの背もたれの形がちらりと映れば、知っている人は気づいてくれるでしょう。おしゃれな選択をしたんだなと思ってくれるはずです。
お尻が痛くなりそう、という人に
セブンチェアは、体にフィットする曲線を描いていますが、木材でできています。長時間座っていると、お尻が痛くなりそう、と思う方も多いでしょう。
もちろんクッションの利いたオフィスチェアほどではありませんが、セブンチェアはごつごつとお尻の骨が当たって痛いという感覚はなく、ちゃんとした姿勢ですわれば、お尻と腰がしっかりと面で支えられ、やわらかい感触で座ることができます。
むしろ、背もたれがリクライニングするオフィスチェアやゲーミングチェアは、だらりとした体勢を受け入れてくれる機能がある分、姿勢が悪くなりやすく、かえって腰に負担が及んだりします。
セブンチェアにクッション性が欲しいという場合には、こんなアイテムを使うこともできます。
セブンチェアに敷くチェアパッド
ぜひリモートワークで「おっ、かっこいいイスに座ってるな」と思われるイスを選んでみましょう。